大学職員採用試験で募集の多い職種とは?

選考突破 虎の巻
AD

職種ごとの募集数

2022年7月〜8月までの期間で募集のあった採用枠の職種をまとめています。
※前回から更新しています

上記のデータは本サイトの求人一覧をもとに作成しております。本サイトでは基本的に中途の正社員の大学職員募集のみに特化しているので、そのまま転職組の正社員だとどういう職員が求められているのかと解釈していただいて構いません。

職種を問わない事務全般枠での採用が7割

事務総合というのは事務系全般の採用枠のことです。その他の募集は、確約ではありませんがその部署の採用を想定した募集でした。法人によってこの辺りの採用仕様は異なりますが、正社員募集の多くではマルチプレイヤーの傾向があります。7月〜8月の募集もその傾向があったようです。

意外だったのが人事系の募集が5枠とそれなりに多かったこと。時期的に新卒採用は落ち着き始めている季節なので、23年度に向けて人事組織を準備するための採用ということが伺えます。

技術系、広報系の職員はいつも絶えず募集しています。広報系は大学職員経由でなくても内定が取れやすい職域なので、民間企業の方はチャレンジする価値ありです。

また情報システム系が3件と少なかったのが意外でした。このポジションも絶えず募集している枠なので、SE経験者やIT部門経験がある方は求人一覧を定期的にチェックしてみてください。

総合職採用は何でもできる職員が基本

当然ですが、総合職採用ということは異動・転勤があります。採用時は特定のポジションにまつわる募集であったとしても、10年後同じポストにいるとは限りません。採用ではできるだけ多様なスキルを備えている方が有利ですね。

特定の募集枠なら経験者以外求めない

経理やマーケティングなど、あえて採用要件に特定の募集枠を記載しているのは、そのポジションに人がいないから、もしくは拡充していきたいからです。大学職員でなく民間企業でも構いませんので、その仕事に経験があれば応募してみましょう。最近は大学職員ではなく、民間企業からの転職組を増やしている大学もあります。特に私立大学では経営改革の中でお役所仕事しかできないコテコテの大学職員や公務員はわざわざいらないのです。ただし、大学職員はある種異常に空気を読まなくてはならない変わった職場。大学職員経験者は大学独特の空気にすぐ馴染めることをアピールしてみてもいいかもしれません。(書類には大学独特の空気と記載せずさりげなく書いてくださいね)。民間企業出身の方もヒューマンスキルが高いことは評価されますので、人間関係で苦労した点、それを乗り越えた点は忘れずに書いてください。

毎月更新予定!

次回は9月末次点での募集職種数を公開する予定です。