立命館大学の採用分析
強み
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 法人名 | 学校法人立命館 |
| 大学創立 | 1922年 |
| 学生数 | 3万人超 |
| 学部 | 14学部 |
| 大学院 | 21研究科 |
| キャンパス | 衣笠・びわこ・くさつ・大阪いばらき・朱雀 |
| 併設校 | 立命館小学校、立命館中学校・高等学校、立命館宇治中学校・高等学校、立命館守山中学校・高等学校、立命館慶祥中学校・高等学校 |
| 大手予備校偏差値 | 50.0~67.5 |
立命館大学は、3万人を超える学生が学ぶ大規模総合大学です。人文・社会科学から理工、情報、生命科学、薬学、スポーツ、食マネジメントまで学問分野が非常に幅広く、3つの主要キャンパスを展開しています。規模が大きいだけでなく、立命館アジア太平洋大学や附属校を含む総合学園を形成しているため、大学職員としても単一の大学運営にとどまらない幅広い業務に関われることが強みです。
また、立命館は大学改革や国際化に積極的な学園として知られています。データサイエンスなど新しい教育分野への対応に加え、政策立案型の職員研修を実施するなど、職員自身が大学運営を考え、課題発見から解決策の立案まで担うことを重視しています。大学職員として企画力や業務改善力を伸ばしたい人には、魅力の大きい環境といえるでしょう。
弱み
一方で、3万人を超える学生と多数の学部・研究科、複数キャンパスを抱える巨大組織だけに、組織運営は複雑です。キャンパスや部署によって業務内容も大きく異なるため、目の前の業務だけを見るのではなく、大学全体や学園全体を意識して調整する力が求められやすいでしょう。
また、大手予備校の偏差値は50.0~67.5と高いものの、学部間には幅があります。学生募集面では一定のブランド力を持つ一方、少子化や大学間競争の影響を受けないわけではありません。特に大規模大学であるからこそ、既存の強みを維持するだけでなく、教育改革、国際化、DX、社会連携などを継続的に進める必要があります。職員にも「決められた仕事をこなす人」より、変化を前向きに捉えられる人材が向いていると考えられます。
歴史
立命館の歴史は、1869年に西園寺公望が京都御苑内に私塾「立命館」を開設したことに始まります。その後、西園寺の精神を受け継いだ中川小十郎が1900年に「私立京都法政学校」を設立し、1913年に「立命館」の名称を継承しました。1922年には大学令による立命館大学へ昇格し、戦後の1949年には新制大学として再出発しています。
建学の精神は「自由と清新」で、自由主義・国際主義を基礎に、時代に合わせて大学・学園の形を変えてきました。現在も大学だけでなく、立命館アジア太平洋大学や附属校を含めた一貫教育を展開しています。長い歴史を持ちながら改革志向が強いことから、大学職員にとっても「伝統を守る仕事」と「新しい仕組みをつくる仕事」の両方に関われる大学といえます。

立命館は規模がめちゃくちゃ大きいだけやなく改革にも積極的やから、安定した大学事務より、企画や業務改善で大学を動かしたい人にはかなり面白いと思うで。
推定年収・手当
立命館大学の職員の推定平均年収は853万円
立命館大学の職員の推定平均年収は853万円と高く、これは優れた人材の確保と維持に寄与しています。この高い給与水準は、教育と研究の質の向上に繋がる一方で、経費の管理や財務の健全性を保つための課題もあります。
| 推定順位 | 推定平均年収 | (35歳) | (45歳) | (55歳) |
| 21位/218校 | 853万円 | 681万円 | 861万円 | 1,023万円 |

※上記の年収ピラミッドは、日本の一般的なサラリーマンの平均年収を簡易的に図式化したものです。面積の大きさが人数を表しているわけではありません。
初任給
立命館大学の職員初任給は以下の通りです。
| 年齢 | 年俸 | 月額 | 賞与(6月) | 賞与(12月) |
|---|---|---|---|---|
| 22歳 | 3,847,500円 | 225,000円 | 450,000円 | 697,500円 |
| 23歳 | 4,035,600円 | 236,000円 | 472,000円 | 731,600円 |
| 24歳 | 4,240,800円 | 248,000円 | 496,000円 | 768,800円 |
※立命館大学は年齢給制度を採用しており、25歳以上については年齢に応じた給与が支給されます。
賞与・諸手当・昇給
- 賞与:年2回(6月・12月)
- 昇給:年1回(10月)
- 諸手当:通勤手当、住宅手当、扶養手当、超過勤務手当など
- 固定残業制度:なし
- 試用期間:3カ月(労働条件の変更なし)
勤務時間・休日休暇
- 勤務時間:9:00~17:30(実働7.5時間)
- 年間休日:134日(2024年度実績)
- 完全週休2日制・祝日休み・創立記念日・年末年始・夏期休暇あり
- 年次有給休暇:初年度10日(時間単位取得可能、最大21日まで加算)
- 特別休暇:慶弔・出産・育児・介護・ワークライフバランス休暇など
福利厚生制度
- 社会保険完備(私学事業団に加入)
- 確定拠出年金制度
- 財形貯蓄制度
- 人間ドック補助制度
- 会員制福利厚生プラン
- 社宅・家賃補助制度あり
- 時短勤務制度・産休・育休取得実績あり
- 敷地内禁煙
\注目ポイント!/
- 平均残業時間 月20時間以内
- 30歳平均年収600万円以上
- ジョブローテーション制度あり
- 福利厚生・研修制度が非常に充実
研修制度・自己啓発支援
立命館大学ではライフコース期に応じた研修を体系的に整備しています。
● 職員研修制度(一例)
| 成長段階 | 研修例 |
|---|---|
| 導入期(0~1年) | 新入職員研修、OJT、フォローアップ研修 |
| ひとり立ち期(1~5年) | 年次別研修、地方入試業務、海外引率 |
| 中核期(3~7年) | 中核職員研修、キャリアデザイン研修 |
| 熟達期(6年~) | 熟達期研修、長期異文化派遣研修 |
● 自己啓発支援制度
- 個人チャレンジ研修費支給制度
- 学外セミナー参加補助制度
- 学位取得奨励制度(大学院進学・オンラインコース受講支援あり)
- 自己研鑽のための休職制度
- 兼業制度(条件付きで学外機関での活動可能)
- 社内TOEIC受験制度あり
● その他の支援制度
- メンター制度(OJT担当者が試用期間中に付き添い)
- キャリアコンサルティング制度:なし
採用実績校
● 大学院卒業者の例:
京都大学、東京大学、大阪大学、慶應義塾大学、神戸大学、立命館大学 など
● 学部卒業者の例:
早稲田大学、明治大学、同志社大学、関西大学、上智大学、東北大学、北海道大学、九州大学など全国の有力大学
勤務地一覧
- 北海道
- 滋賀
- 京都
- 大阪
- 大分
まとめ
立命館大学は、福利厚生や教育制度が極めて充実しており、年齢や成長段階に応じたキャリア支援が徹底されています。年間休日134日、平均年収の高さ、自己啓発支援の手厚さなど、働きやすさを重視する人にとって非常に魅力的な職場です。