推定年収・手当
神戸学院大学の職員の推定平均年収は747万円
神戸学院大学の職員の推定平均年収は747万円と高く、これは優れた人材の確保と維持に寄与しています。この高い給与水準は、教育と研究の質の向上に繋がる一方で、経費の管理や財務の健全性を保つための課題もあります。
推定順位 | 推定平均年収 | (35歳) | (45歳) | (55歳) |
46位/218校 | 747万円 | 597万円 | 754万円 | 896万円 |
※上記の年収ピラミッドは、日本の一般的なサラリーマンの平均年収を簡易的に図式化したものです。面積の大きさが人数を表しているわけではありません。
給与・賞与・モデル年収
まずは気になる給与と賞与について確認してみましょう。初任給は月給22万8600円と安定しており、その後の昇給・手当制度も整っています。
項目 | 内容 |
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初任給(2024年実績) | 月給 228,600円 |
諸手当 | 期末手当、通勤手当、住宅手当、扶養手当、超過勤務手当 など |
昇給 | 年1回(4月) |
賞与 | 年2回(7月・12月) |
モデル年収例 | 27歳:500万円/30歳:580万円/35歳:650万円 |
解説:神戸学院大学では、若手の段階からしっかりとした年収を見込むことができます。モデル年収例も公表されており、ライフステージに合わせた給与の伸びが期待できる点が安心材料です。
勤務時間・休日休暇
職員の働き方としては、**9:00~17:30(実働7.5時間)**が基本です。休日は年間126日と、私立大学職員の中でも多めに設定されています。
項目 | 内容 |
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勤務時間 | 9:00~17:30(休憩1時間) |
年間休日数 | 126日 |
休日制度 | 日曜・祝日・第二休日(土曜原則休み)・振替休日制度あり |
解説:休日数が多いだけでなく、「第二休日制度」により土曜日を基本的に休みにできる点も魅力的です。学内行事で休日出勤があっても振替休日が取得でき、ワークライフバランスを重視した制度設計となっています。
平均勤続年数・働きやすさ
神戸学院大学の平均勤続年数は13.7年です。職員が安定して長く働き続けられる環境が整っていることが分かります。
項目 | データ |
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平均勤続年数 | 13.7年(2023年度) |
月平均残業時間 | 20.0時間(2023年度) |
有給休暇取得日数 | 平均12.2日(2023年度) |
解説:平均残業時間は月20時間程度と、私立大学職員の中ではやや多めですが、その分給与・手当・休暇制度が充実しています。有給休暇も一定程度消化できており、働き方に柔軟性があることが伺えます。
育児・ダイバーシティ推進
職員の育児休業取得実績についても公開されています。**男性職員でも取得率66.7%**と高めで、育児に理解のある職場風土です。
| 対象者数(2023年度) | 男性:3名/女性:1名/合計:4名 |
| 取得者数(2023年度) | 男性:2名/女性:1名/合計:3名 |
| 取得率 | 男性:66.7%/女性:100% |
解説:女性だけでなく男性職員の育児休業取得率が高い点は注目すべきポイントです。家庭と仕事を両立しやすい環境が整備されており、安心してライフイベントを迎えることができます。
研修制度・自己啓発支援
神戸学院大学では、新人研修からリーダー研修まで幅広い研修制度が整っています。また、通信教育講座の受講料を大学が負担する自己啓発支援もあり、学び直しに最適です。
- 研修制度
- 新人研修、職能資格別研修(e-ラーニング)
- 書記級研修(3級~1級)
- 新任リーダー研修、財務研修 など
- 自己啓発支援制度
- 日商簿記、ITパスポート、Microsoft Office系講座などの通信教育受講料を大学が負担
解説:大学らしく「学び」に力を入れた社内制度が特徴です。資格取得やスキルアップを積極的に支援しており、キャリア形成に意欲のある人材には魅力的な環境といえます。
福利厚生
神戸学院大学では、社会保険完備のほか、退職金制度やベビーシッター補助、人間ドック補助制度など、福利厚生が非常に充実しています。
- 社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)
- 退職金制度
- ベビーシッター派遣・一時保育補助
- 人間ドック補助制度
- 日本私立学校振興・共済事業団積立貯金・団体保険
解説:大学職員らしい安定的な福利厚生制度に加え、子育て支援や健康サポートが充実している点が特徴です。長期的に安心して働ける基盤が整っています。
勤務地
勤務先は神戸市内のキャンパスや附属校が中心です。ポートアイランドや有瀬キャンパスなど複数の勤務地があります。
- 神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパス
- 神戸学院大学ポートアイランド第2キャンパス
- 神戸学院大学有瀬キャンパス
- 神戸学院大学附属中学校・高等学校
解説:勤務地は兵庫県内に集中しており、転勤の可能性はあるものの県外への大規模異動は少ないと考えられます。地元で腰を据えて働きたい人には最適な環境です。